第38回JFPSフライボールトーナメント@山中湖ドッグリゾートホテルワフ 結果

 

第38回JFPSフライボールトーナメントは2009年8月30日 山中湖ドッグリゾートホテルワフ体育館で開催された。 年内オープンを予定しているドッグリゾートワフ(現在工事中)の体育館をお借りしてレギュラークラス6チーム・オープンクラス1チーム ・ノービスクラス9匹(2チーム)の合計9チームが参加して楽しく競技を行った。

レギュラークラスの第1ディビジョンはチームYJC1チームで、第2ディビジョンの3チーム(当日1チームは事情によりパフォーマンスチームとして対戦)と合同でダブルラウンドロビン( 4/4)を行い勝ちヒート数により順位を決定した。第3ディビジョン の2チームはオープンチーム1チームと合同でトリプルラウンドロビン(4/4)を行い、勝ちヒート数で順位を決定した。

ノービスは希望のあった9匹を2つのチームに分け、3ヒートx4レース行った。ネットをたてられないため、はじめは手の空いたレギュラー競技者のみんなでネットを手で持ち、左右のレーンを仕切った。今回も前回同様ノービスに出場した犬たちの様子をみながら、中央のネットをなくし、人垣のみとした。徐々に人垣の数を減らしていった。

参加チームと結果は以下の通り。

順位 クラブ名 チーム名 勝ちヒート シードタイム B/Oタイム ベストタイム
Div.1 チームYJC チームYJC 24 19”00 N/A 18”92
Div.2 チームYJC Sky-Airs 11 20”50 19”50 20”31
FREE WAY ROCKETS 20”50 19”50 20”67
順位外 The PEANUTS FLYBALL DOGCLUB PEANUTS

(Performance Team)

N/A 21”50 N/A N/A
Div.3 TUNAMI TUNAMI 21 24”00 23”00 25”57
TUNAMI O-NAMI 12 24”00 23”00 26”60
Open N/A Bow Wow Dreamers N/A 24”00 N/A N/A
ノー

ビス

チェリー(TUNAMI)・チャコ(TUNAMI)・MOCO(PEANUTS)・LADY(FREE WAY)
ブルー(FREE WAY)・サンディー(FREE WAY)・アップル(FREE WAY)・ZUZU(FREE WAY)・JAM(FREE WAY)

チームYJCとSky-Airs は直接対決の際、犬の数が足りず、ルールによりSky-Airsを棄権として、チームYJCのみでレースを行った。チームYJCは王者の貫禄、全てのヒートで勝ち点を上げた。

PEANUTSは当日、事情でチーム構成上成り立たなくなり、他クラブの犬を借りて、パフォーマンスチームとしてのトーナメント参加となった。

第3ディビジョンは同一クラブ同士の対決となり、多くの試合で接戦を繰り広げた。

全レース終了後は希望者によるワンポイントアドバイスレッスンを行った。

 

タイトル獲得者(犬)は以下の通り。

FMX  空(チームYJC)

FDCh−G  ラヴ(FREE WAY)

FDCh−S  CON(The PEANUTS FLYBALLDOG CLUB)/ MAPLE( チーム・スプラッシー)

FDCh  ちょこら(TUNAMI)

FDX  どんべぇ(TUNAMI)/寺岡真鈴(TUNAMI)

 

より多くの犬にフライボールの楽しさを伝え、根気強く育成。安定的な活動環境を保ち、クラブ内をまとめ、1年間にもっとも多くのチームを競技会に出場させ、競技会を盛り上げてくれたクラブオーナーに表彰される2009 Most Valuable Club Owner賞の経過は、11で前回までトップを走っていたSSDCとチームスプラッシーが今回参加しなかったため、チームYJCが出場チーム数12でトップになった。何回にも渡り日本記録樹立して他のチームの目標的な存在となった事に加え、創設以来、数々の日本でのフライボールの育成に対しての貢献に感謝致します。年間MVCOには楯を進呈する予定です。チームのタイムやポイントではなく、より多くの犬にフライボールを楽しむ機会を作り出したことに対して表賞されるものです。歴代のMVCO獲得者はJFPSが存在する限り、その名前はJFPSのホームページに記録されます。

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会場は神戸市にある株式会社アールプランが旧山中湖わんわん倶楽部の施設の新しい所有者となり、大々的に内外装改装中の中、行われた。駐車場は舗装され、グランドには犬の足に優しいように大量の土が盛られ今後芝が入るようだ。建物も母屋、宿泊棟共に屋根から改装工事が入り、新しい犬の施設に対するオーナーの力の入りようが感じられた。大会当日は小雨交じりの曇り空であったが、体育館内での競技は天候に左右される事なく、快適に行われた。ドッグリゾートホテルワフは年内の営業開始を目指しているとのことだ。柔らかい土の上に貼られる広大な芝生、ゴム質の床を持ったテニスコート2面分の室内ドッグラン、プールに加え、宿泊施設が整えば、フライボールに限らず、多くの犬の競技会、合宿、講習などにはうれしい施設になると思う。

 

 

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