第21回JFPSフライボールトーナメント@壬生町総合公園 結果

天気予報では曇り後雨という事で心配されましたが、トーナメントが終わるまでは雨もほとんど降らず、少し肌寒い位の天気で犬たちのためにはフライボール日和だったといえるかもしれません。

今回はレギュラークラス6チーム+ノービスクラス2チームのエントリーがありました。第1ディビジョンは4チームのダブルラウンドロビン(4/4)、第2ディビジョンは2チームのみのガチンコ対決となり、レーンを変えながら6レース(4/4)を行いました。両ディビジョンとも勝ちヒート数で順位を決定しました。参加チームが少なかったため間にノービスクラスのレースと休憩を挟みながらレースを行いました。

参加チームと結果は以下の通りです。

クラブ名 チーム名 勝ちヒート数 ベストタイム
Div.1 優勝 Swimmers Lab. Swimmers Lab. 15 18”67
2位 チームYJC チームSky−Airs 14.5 19”98
3位 チームYJC チームYJC 13.5 19”32
4位 S.S.D.C. Red Voltage 20”76
Div.2 1位 チーム・スプラッシー チーム・スプラッシー 12 22”00
2位 S.S.D.C. Yellow Voltage 12 22”24
ノービス   S.S.D.C.+チーム・スプラッシー ベル・カブ・クルール・コロ
Crazy Hot Dogs ちゃぶ・サラ・リョーマ・メイプル

第1ディビジョン

 4チームによるダブルラウンドロビン 各チーム6レースずつ(合計24ヒート)を行いました。チームYJCクラブからはチームYJCとSky−Airsがエントリーしていた。Sky-Airsはその主力メンバーがみな、2006年4月に達成され、未だに破られていない日本記録を出したメンバーの一匹で、今も現役で王者YJCで走っている空ちゃんの子供たちで結成さてた、いわばサラブレッドチーム。昨年のデビューから1年もたたないうちに第1ディビジョンで走るエリートぶり。今回は優勝に飽きた(?)YJCは一つの賭けに出たようだ。親のチームYJCは子供のSky−Airs以外には全力で当たり、優勝カップをクラブに持ち帰ろうとするものでした。その甲斐があって最終レースを残した時点でSky-Airsは勝ちヒート数は14.5で首位におどりでた。残る試合は親チームチームYJC対Swimmers Lab.。Swimmers Lab.はこの時点で勝ちヒート数14で、1勝すれば優勝が決まる。ただし、相手は百戦錬磨のチームYJCである。あと1勝と言っても、難しい事には変わりは無い。勝ちに行く気持ちがはやりSwimmers Lab.はホットクロスが続き、あっという間に3ヒートとられる。見守る誰もが手に汗を握る残るラストヒート、それでもSwimmers Lab.は果敢に攻めて行き最後はクリーンに完走し19.56秒をマーク。19.67秒のチームYJCを犬の体半分もない僅差でゴールイン。1ヒートを勝ち取り、優勝を決めた。Swimmers Lab.にとっては今年2回目の優勝となった。また、Swimmersの本日のベストタイム18.67秒はチームYJCが保持している日本記録18.32秒まで0.35秒のところまで来ました。個人タイトルではチームYJCのユキちゃんがこの日10000ポイントを達成し、JFPSではトントンに続き2匹目、ラブでは初めてのFMXを獲得しました。

第2ディビジョン

参加チーム数が少なかったため第2ディビジョンは2チームのガチンコ勝負で6レースが行われた。こちらも最後のレースまで勝負の行方が分からない展開となりました。5レースを終了した時点でチームスプラッシーの勝ちヒート数は11。Yellow Voltageの勝ちヒート数は9。最後の4ヒートを終了した時点で両チームの勝ちヒート数は12で並んだ。複数のチームの勝ちヒート数が並び1位を決められない場合はガチンコ勝負でのヒート数、ついでガチンコ勝負でのタイムの良い方が上位にいく。今回の場合は全てがガチンコ勝負なのでタイムの良い方が上位にいく。チームスプラッシーは第1レースで22.00秒の第2ディビジョンのベストタイムを出していたので1位となった。22.00秒はB/O(ブレークアウト)タイムでもあり、このディビジョンでは22.00秒より速いタイムは失格となり存在し得ない。犬の身体能力的には必ずし優位とは言い切れない相手に対して、チームスプラッシーは自分たちの置かれている状況を正確に理解しての試合展開だったと思う。個々の犬ではチームスプラッシーのベル(BC)とカブ。(アメリカンコッカー)がデビューを飾りポイントを獲得した。

 

 

優勝杯を前に Swimmers Lab.

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